こんにちは、Awakeの猶原真由美です。

 

出ました。

4つ目の芽。

あ~、やっぱり出るんだ。

5つ目、まだかな。

 

さて、今日は外反母趾について。

足の親指が小指側に曲がっている状態、と言うか症状。

お悩みの方も多いかと思います。

酷くなると痛みが出て手術...などということも。

 

足の親指、どうなってます?

はい、足の骨格です。

こんなにもたくさんの骨でできています。

骨の数だけ関節があり、それぞれの関節は可動するはず。

でも、私たちは靴を履く生活をしているため、ほぼ使えなくなっています。

そして、

足の親指は、隣の指と離れていなければいけないのですが、くっ付いている方も多いのではないでしょうか。

ヒールの高い靴がよくないって聞きますが、それだけではない。

普段パンプスを履かない方や男性にだって外反母趾の方、いらっしゃいますからね。

では、何故、親指は小指の方に向いていくのか?

 

それは、立っている時、歩く時、親指に重心をかけているからです。

更に言えば、常に足の内側に重心がある。

恐らく、靴底は内側がより減っているのでは?

 

もちろん、親指を使わなければ歩けませんが...

歩く時は、踵から足の外側、そして指は小指から順番に下ろしていきます。

だから、親指は一番最後。

最初に下ろしちゃダメよ。

立っている時も足の内側に乗らない。

 

足の内側に重心をかけていると、外反母趾のみならず足の裏のアーチも崩れてしまいます。

いわゆる、偏平足です。

歩くと疲れやすかったり、足の裏が痛くなったり...

そして、最も悪いのが膝への負担です。

常に内側に負荷がかかっているわけですからね。

 

そして、何故、内側に重心がかかってしまうのか?

それは、内転筋が使えていないからなんです。

 

内転筋(群)は文字通り脚の内側に付いている筋肉。
脚をクロスさせたり、内側に閉じる働きをしています。

ところが、ほとんどの方はこの筋肉が使えていないんです。

脚の筋肉ってご覧の様にほぼ外側にありますから。

余り内側を意識しなくても脚は使える。

ですから、内転筋は脚の筋肉の中でも、最も収縮している筋肉グループなんです。

内ももがプヨプヨしているのは、

内転筋が固く薄く縮んでしまった結果、その上についている脂肪が余っちゃってるの...です。

だから、内ももを筋トレしてもさして効果は無い...ですよね...ね。

 

内転筋のストレッチって固い方には結構辛いですよね。

従来のストレッチは、筋肉の一番太い所から伸ばしていくので、痛い。

なので、「痛気持ちいいところまで伸ばしてくださ~い」と言われます。

余り伸ばし過ぎるなってことだと思いますが...

いずれにしろ、余り効果ないと思います。

いや、効果なかった!

私の感想ですが。

 

何故なら、

ヤムナの内転筋のワークをやればすぐわかります。

内転筋がリリースされると立った時、明らかに重心が変わっている。

内側にきていた重心が外側に戻れば、外反母趾は軽減されます。

そして、上体がスッと上に伸びる。

驚くほどいい姿勢になっています。

 

内転筋のストレッチって脚を180度開くためなんかじゃないの!

身体のバランスを調えるためにやらなきゃ!

 

今日も笑顔で過ごしましょう。