こんにちは、Awakeの猶原真由美です。
穏やか過ぎる日。
うそです。
この反対側はちびっ子たちの喧噪に包まれております。
何てエナジェティック!
そして、私のすぐ後ろのベンチでカップルがデート中...
邪魔だな、私。
速やかに移動。
ここはいつ来ても、なかなかの賑わいぶりなんですね。
お散歩されている方も、たくさんいらっしゃいます。
リラックスムード...
私もリフレッシュするつもりで来たんですが、
つい観察してしまうんです、ひとの歩き方。
踵に乗れているかしら?
足の外側が使えているかしら?
爪先でしっかり地面を蹴れているかしら?
う~ん、残念ながら、皆さんそれぞれご自分の癖で歩いていらっしゃる。
膝が内側に入ったり、外を向いたり...
足をズズッと引きずるように歩いていたり...
ペタペタ、足の裏全体で着地したり...
と、意地悪く見たりしてしまうわけです。
失礼千万です。
だがしかし、ひとは毎日歩くんです。
これまでも、そしてこれからも、ず~と。
長年培われてきた癖で歩き続けていると、体形が崩れていく...だけじゃなく、
最終的にはどこかに痛みが生じることになる。
正しく歩けない理由のひとつ、それは内転筋群が使えていないこと。
内転筋群とはももの内側に付いている筋肉群です。
どうやら、日常生活の中でこの筋肉群を使うことが余りないらしい。
ですから、殆どの方の内転筋群は機能しにくくなっているんだと思います。
使っていない筋肉は、硬く縮んでいきます。
ももの内側が縮めば脚はアンバランスになり、問題が起こりやすくなる。
更に、この筋肉群は身体のセンターラインを形作っているので、背筋を伸ばした姿勢が辛くなってしまいます。
こんなにも、重責を担っている筋肉、働いてもらいましょう。
そのためには、ヤムナワークでリリース、そして刺激して目覚めさせます。
内転筋のワークは立って行うバージョンをご紹介しましたが、今日はうつ伏せで行います。
使うのはシルバーボール。
うつ伏せになって、片方の脚を股関節から90度横に、膝も直角に曲げます。
ボールを鼠径部にセット。
そこから、身体を伸ばしている脚の方向に少しずつ移動していきます。
この動きによって、ボールは鼠径部から膝に向かって転がっていきます。
普段使えていない筋肉だけに、かなり刺激的です。
このワークによって股関節や骨盤の可動域が広がります。
上体が解放され、上に伸びていく。
内転筋群が目覚めると、目線が変わりますよ。
今までよりもちょっと上。
上体が引っ張り下げられていたことがよく分かります。
脚の筋肉のバランスも整うので、歩くとき、膝が真っすぐ前を向くようになる。
正しく歩けるって、何にも勝るオシャレじゃないかな?
今日も笑顔で過ごしましょう。