こんにちは、Awakeの猶原真由美です。
スタジオの入り口。
ふと目を遣る。
ん?
これで合っているのでしょうか?
上に伸びるの?
横に伸びたいの?
謎です。
さて、今日は肩について。
肩に問題のある方、多いんですよね。
レッスンの前に「どこか気になるところはないですか?」って聞くと、
「肩が...」という答えが必ずある。
漠然と「肩」って言ってますが、正確には『首の付け根から腕の付け根に至るまでの胴体の上側の部分』です。
私の肩も好調とは言い難い。
特に、右側...
だから、真っすぐ立っているつもりでも、右肩が常に上がってしまっている。
服の左肩が落ちて、ヨレッとした感じ。
カッコ悪...
何故かと言えば、私の右肩は酷使されているから。
仕事柄、常にこんな感じ。
これに加えてマットも抱え、ボールのはいったカゴも持って移動してますから...ね。
肩にバッグを掛けていらっしゃる人もこれまた、多い。
「肩は物を掛けるための場所じゃないよ」と、言われたことがあります。
なるほど、この状態だと右肩に力が入って上がり、内側に巻いてきている。
首の付け根だけじゃなくて、後頭部の辺りまで緊張している感じ。
背中の上部も張ってますね。
いわゆる、肩凝りと呼ばれる症状。
この時、使われているのは僧帽筋と言う筋肉です。
この様に、後頭骨と頸椎、胸椎の際から始まって、肩辺りで終わっています。
背中側だけじゃなく、鎖骨の外側までも繋がっている。
首の付け根の辺りを指で摘まんでみると、触れると思います。
この筋肉は常に緊張させておくと、前にせり出してきてしまうんです。
そして、首や肩だけではなく、腕や胸郭にまで影響してくる。
肩はほんの少しの刺激ですぐ緊張してしまいます。
指一本で触れられただけでも...
だから、私のように大きなバッグじゃなくても、小さなショルダーバッグでさえ、肩を緊張させてしまう原因となる。
でもね、肩にバッグ...
便利なんですよね。
と言うことで、ヤムナのワークで僧帽筋をリリースして、肩にがんばってもらいましょう。
このワークは背中のワークのオプションです。
尾骨からボールを転がして、首まできたら体側を下にして、首のサイドにボールを置く。
そして、お尻を持ち上げながらボールに寄りかかっていきます。
前にせり出してきた僧帽筋を元の位置に戻してやる。
ボールが肩を下に押し下げるため、頭から肩が離されていく感じが...
内側に入っていた腕も外に開いていきます。
胸も広がり呼吸も入りやすい。
肩が凝った時、強く叩いたり、揉んだりしたいところですが、
強い刺激は却って、筋肉を収縮させてしまうので、逆効果になってしまうことも...
ヤムナでゆったり、じんわり、ほぐしてみてはいかがかしら?
今日も笑顔で過ごしましょう。