こんにちは、Awakeの猶原真由美です。
何なんでしょう、この暑さ。
いや、もう熱い...なんもかも!
週末には、暑さもちょこっと和らぐらしいんですが...
そして、久々のブログ更新です。
さて、今日は足首にフォーカス。
人の身体は、下に行けば行く程、ストレスがかかっています。
だから、足首...
それはそれはもう、疲れ果てているはず。
それなのに、余りケアしてもらえない所なのではないかしら?
足首が太いとか細いとか...
アキレス腱が綺麗に見えてるとか埋まってるとか...
見てくればかりに気が向いてしまう私です。
もちろん、見た目は大切よ!
でも、ヤムナのプラクティショナーとして足首を語る時、
まずは骨を、骨の並びをチェックしたいところです。
よく見かけるのが、こういう立ち方。
前から見ると、
これがどうした?
どこがいけないんだ⁉
と思われるでしょうが...
私にとってこの立ち方は、めちゃめちゃ辛いんです。
足首を捻挫しそう...
後から見ると、よく分かります。
はい、ご覧ください。
重心が内側にかかってしまっている。
足首のラインのみならず、膝も内側に入ってしまっています。
多いんです、ホントに多いの、この立ち方をしてる人。
そしてこのまま歩くんでしょ?
足首にも膝にも、そして股関節にも酷く負担がかかっています。
そして、カッコ悪い。
あ~も~、どうしても、見た目から離れられない私...
では何故、こんな立ち方になってしまうのでしょう?
それは、腿の内側にある筋肉(内転筋)が使えていないからなんです。
腿の内側なんて、意識したことある?
私は、ヤムナのワークをするまで、
「え? 普通に歩いたり走ったりしてれば、筋肉って均等に使えてるんでしょ?」
って思っていた口。
内転筋はほとんどの人が使えていない筋肉。
使わなければ、筋肉は萎縮して機能できなくなりますから、脚が内側に倒れていくんですね。
「じゃぁ、鍛えなきゃ」
と言うことで、
こういうので、脚を開閉する運動をしたいところですが...
萎縮している筋肉に対して収縮運動をしても、元の筋肉には戻りません。
筋肉に負荷をかければ、筋肉量は増えますが、長さは取り戻せない。
短いまま、太くなるの...か・な?
余計、脚のバランスが悪くなる。
筋トレもいいけど。ほどほどにしておきましょう。
それでは、ヤムナの内転筋ワークです。
あっという間に、内転筋がリリースされます。
立ち上がって、歩いてみた時の皆さんの反応は、
「おーーーーー!!!」
「えぇ⁉」
「ん?ん?ん?」
ご想像いただければと...
想像できないかたは、スタジオで是非ご体験ください。
足は内側でもなく、真ん中でもなく、外側に重心をかけるのが正解。
踵に重心をかけたまま、外側に乗る感じかな?
それで、初めて脚の骨は真っすぐに揃います。
骨が真っすぐに揃うと、狭くなっていた関節のスペースも戻ってきます。
結果、足首もキュッとなる、と言うこと。
最後も見た目で締めました。
ボールが無い時、
こんなふうに立ってみるのもいいエクササイズになります。
前重心のまま外側に重心をかけると捻挫するかもしれないので、必ず踵重心で!
身体のケアってどうしても頑張らなきゃいけない、みたいに刷り込まれてしまっている私たち。
汗を流して、一生懸命やってこその達成感。
痛みに耐えて、苦しさに耐えてもらえるご褒美。
うんうん、分かります。
私もそうだったもの。
でもね、それ逆効果。
身体はいつも伸びたい、解放されたいって思っているの。
頑張るんじゃなくて、楽にね。
リラックスできている時が一番いい状態なの、身体も心も。
もっと、身体の声を聞いてあげて欲しいな。
今日も、笑顔で過ごしましょう。