こんにちは、Awakeの猶原真由美です。
大雨の後、
梅雨明けしました。
岡山市の今日の予想最高気温は35℃。
そして週末から来週にかけて、気温は35度を超える日が続く模様。
まだ避難指示が出ている地区もあるようです。
熱中症に気を付けて。
さて、ちょこっとお知らせです。
スタジオ1Fのギャラリーでガラスの展示会が開催されます。
7月21日(土)から7月29日(日)11:00~18:00(最終日は16:00まで)
小物や器、アクセサリーもあるそうです。
只今、製作中と言うことで(工房もスタジオの敷地内にあるんです)見学させていただきました。
涼しげで可愛い物がいっぱい。
是非、見に来てくださいね。
ではでは、今日は「待ち方」について。
謎なテーマですが、読み進めていただければお分かりになると...
もうじき夏休み。
どこもかしこも人、人、人、です。
お目当ての人気スィーツ店やアトラクション、
距離的には目の前なんだけど、時間的には遥か彼方。
せっかくここまで来たんだから、絶対食べたい、楽しみたい!
「最後尾のお客様は、3時間待ちです」って言われても、覚悟の上です。
もちろん、椅子なんか出してくれない。
立ちっぱなしです。
そうです、「待ち方」は「立ち方」なんです。
今時、待つ以外に長時間立つことなんてないでしょ?
何気なく立っていますが、よく考えると凄くバランスをとる必要があります。
足の裏だけが接地しているのですから。
そして、
私も長いこと誤解していましたが、
こんな狭い面積でバランスをとって立ってなきゃいけないんだから、足の裏全体に重心をかけなければいけないと思いますよね。
実際に言われたこともあると思います。
よく言われるのは、「足の指の付け根と踵に均等に重心をかけて立ちましょう」かな?
はいはい、立ってみますね。
あれ?
こんな感じになるんですけど?
指の付け根も踵も、もちろん床には接地しています。
でも、重心は均等にはかかりません。
一瞬、重心が後にあるように見えますが...
実際には、指の付け根の辺りにあります。
指の付け根、つまり足の裏の前の方です。
足の裏に均等に重心をかけようとすると、(人の骨格をよく見れば、そんなこと不可能なんですが)どうしても前重心になりがち。
足の前の方に重心を持ってくると前のめりになるので、上体を後ろに引いてバランスを取ろうとしてしまいます。
だから、お腹が前に突き出て、腰が反ってしまうんです。
この姿勢で長時間待っていると、順番が来た頃には腰痛になっています。
そして、大層、不機嫌にもなる。
機嫌よく待ちたいですよね。
では、踵に重心をかけてみます。
いかがでしょう?
真っすぐ立てました。
背骨も自然なカーブを描いています。
膝下の骨格です。
足の真ん中に脚の骨は付いていませんよね?
後の方、踵寄りです。
その上に大腿骨、骨盤、背骨が並んでいます。
人の身体は骨を真っすぐに並べておかないと(立っていようが、座っていようが)、偏った負荷がかかってしまいます。
逆に、骨を真っすぐに並べておくと身体は勝手に伸びようとします。
指の付け根に膝下の骨が付いているのであれば、前重心でいいんですよ。
でも、どう見ても違うでしょ?
内くるぶし、外くるぶしが膝下の2本の骨の一番下。
ここを目印に重心をかけてお待ちください。
長時間待っても大丈夫。
去年の思い出。
11月末の寒~い京都。
国宝展を観に行き、最終週ということで、長蛇の列。
2時間半、屋外で、そして館内で30分待つ羽目に...
腰がズンッと重くなってきたので、ふと見ると前重心でお腹を突き出し、反り腰になっている私。
あか~ん!
踵重心にせんとあきません。
と言うことで、姿勢を立て直し、3時間乗り切りました。
だから、立証済み。
腰痛にもならず、疲れもしない。
普段から反り腰になっているかたは、おそらく前重心になっていらっしゃるのだと思います。
踵に重心を。
そして、乗らないでくださいね。
踵に乗るのではなく、踏む感じで重心をかけてみて。
つねに前重心になっていると腿の前側に大きなストレスがかかっています。
その時は、これ!
今日も笑顔で過ごしましょう。