こんにちは、Awakeの猶原真由美です。

 

庭の紫陽花、

青く咲きました。

雨に濡れるとより一層、きれいに見えます。

雨の日も楽しみ...

 

さて、今日は踵です。

かかと...

普段、意識していらっしゃいますか?

意識していようがいまいが、いつも身体を支えてくれている末端。

立っている時、どこに重心を置いているのか?

とても大切。

「親指の付け根と小指の付け根、そして踵の3点で立つのがいい姿勢になるバランス」

ってよく聞くんですが...

う~ん

私たちの骨格をよく見てそして考えていただきたいです、是非。

膝から下の図になってしまいましたが、この上に大腿骨、骨盤があります。

膝から下にある骨は脛骨と腓骨ですが...

どこに付いているかしら?

踵の骨に向かって付いてますよね?(その間に距骨があります)

仮に脛骨と腓骨が足の真ん中に付いていれば、3点で立つのが正解なんでしょうが...

そもそもこの骨格でできている私たちは、3点にバランスよく重心をかけることなんてできないんじゃない?

今、やってみたの。

できないのよ。

親指の付け根と小指の付け根に重心をかけたら、踵に重心がかけられないと思うんだけど...

そして、もちろん踵に重心をかければ、後の2点に重心はかからない。

え?

じゃぁ、どっちが正解?

正解は、踵です。

3点にバランスよく重心をかけていると思っていらっしゃる方は、ほぼ皆さん前方に傾いています。

つまり、骨が真っすぐに並んでいない状態。

だからと言って、私たちは倒れたりせず、上手くバランスを取って自立できる。

でも、どこかにしわ寄せが、負担が、かかっているはずです。

腰が反ったり、肩が内側に巻いたり、顎が出たり...

腰痛、肩こり、首の痛みの元です。

痛みや不調を感じないにしても、カッコ悪いんじゃないかしら?

 

そして、「重心をかける」って言うのは乗るんじゃなくて踏むのよ。

立っている時は、踵を地面を踏んでいるイメージで立つ。

それだけで身体は伸びていきます。

骨が真っすぐになった時、私たちの身体はよりパワフルになります。

う~ん、う~ん

うまく説明できない...

実際にやってみていただければ、すぐ分かると思うんですが...

身体がグググっと起き上がってくるんです。

ただ、「踵を踏む」と言うことが上手くできない方も多いんです。

体重を掛けちゃダメよ。

「踏む」って地面に対して踵を押し返す感じかしら?

動きの中での「踏む」は案外簡単にできるんですが、静止した状態での「踏む」は存外に難しい...

 

更に、踵が日頃から踏めていないと、痛みがでてきたりもします。

私のことです...

ここのところ急に暑くなって、私の足元はもうビーサンです。

ペタペタ、歩いてるんでしょう。

踵、いっこも踏んでない。

そして、先週から踵痛...

このワークは、決して踵痛のためのものではありません。

が、

多分、足関節(足首)のスペースも狭くなっているため、踵が踏めなくなっていると思われるので、やってみました。

うん、うん。

動かしやすいわ、踵。

たまには、芝生の上とか砂浜とか...裸足で歩くのオススメですよ。

今日も笑顔で...