こんにちは、Awakeの猶原真由美です。
連日の猛暑...
代わり映えしない写真ですが、正真正銘今日の空。
セミすら鳴いてないんですが...
どこにいるの?
さて、今日は、目線の高さについて。
レッスン直後、皆さん、それはそれは変わられるんです。
脚の長さ、膝の向き、肩の位置、背骨のカーブ、そしてフェイスラインまでも。
もう感動ものです。
「昨日までの、さっきまでの私は何だったの?」
「脚が軽~い」
「真っすぐ歩けます」
「重かった肩が、緊張してた首が解放されたわーー」
「小顔になってますよね⁉」
などなど...
身体の変化に対して、すごく敏感に反応されます。
何よりも、姿勢が良くなっているので目線の高さが全然違ってきます。
背が高くなっているのか?
実際にビフォーアフターで測ったことは無いので、断定できませんが...
関節間のスペースが元に戻り、姿勢も起きているので、ビフォーよりもアフターの方が測定値は上がっているはず。
「明日、健康診断なんです。楽しみ!」
と言って帰って行かれたかた...
「現状維持でした(ガクッ)」
いやいや、現状維持だけでも凄いのよ!
いくつ位からでしょうか?
毎年の健康診断で、年々、身長が縮んでくるみたいなことになるのは...
知り合いの50代の男性の方、「20代の頃よりも8㎝くらい縮んだよ、ハハハ」と笑っていらっしゃいましたが、
「オイオイ」と、突っ込みを入れたくなりました。
笑ってる場合じゃないです。
男性とて、骨粗鬆症になりますから...ね。
それはともかく、
ヤムナのワークの翌日、元に戻っちゃったお話なんですが、
これは、恐らく目線の問題なのでは...ないの...かな...と。
目線と言うか視覚です。
視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚、
私たちはこの五感を活用して生きているんですよね。
信じて頼り切っています。
でも、結構当てにならないのよ。
特に視覚と聴覚。
見えたものをそのまま「見てる」訳じゃなく、見たいものを見たいように「見てる」だけ。
目は正確に物を捉えますが、その送られてきた画像を処理する脳が、、、
今までの記憶とか経験を踏まえて、付け加えたり、削除したりしてくれちゃってる訳です。
例えば、
人の脳は点が三つあると、人の顔として認識してしまうのだとか。
どうでしょう?
ただのマンホールの蓋ですが、
「マンホールの蓋に浮き出た浮かばれない霊(ちょっとカワイイけど)です」
と言われれば、
「キャーーー、見えた!見えました!」
位のリアクションが返ってきそうです。
そして、とっても頑固。
目だと思っている所は、「蓋の取っ手」だとはもう見えない。
見慣れた物を見たいんです。
だから、目線の高さも同じ。
少し目線が上がるだけで、見慣れない景色が見えてしまう。
すると、脳が葛藤し始めます。
そして、不安になってくる。
元の慣れ親しんだ位置が安心なんです。
特に内転筋のワークの後は、
ググッと身体が起き上がるので、この反応が顕著です。
すぐに立ち上がると、バランスを崩してふらつく方もいらっしゃいました。
危ない、危ない。
鏡で姿勢をチェックする前に目を閉じて、目線の事もお話してから目を開けていただくようにしました。
レッスン中は、私がクドクド目線の話をするので、いい位置でキープ。
でも、スタジオをでた瞬間、元の位置に戻っちゃうんでしょうか?
なの?
もう、癖みたいなものですからね。
繰り返しワークして、脳に言い聞かせるしか仕方ない。
そもそも、ちょっと顎を引き過ぎている方が多いみたいです。
頸椎(首の骨)のカーブは、ご覧の様に内側カーブしているのが正しいので、顎を引き過ぎるとこのカーブが崩れます。
頸椎も背骨ですから、背骨の一部が崩れてだけで、全てガタガタと...
そして、せっかく伸びた背骨が、上がった視線が、落ちていく。
だから、顎を上げて、視線を上げましょう。
ご自分では、「ちょっと偉そうにしてるんじゃない、私?」位がいい位置なんだと思います。
偉そうなんかじゃないです。
カッコよく立ててますよ。
今日も笑顔で過ごしましょう。