こんにちは、Awakeの猶原真由美です。
より一層、色濃くなっています。
沖縄では、もう梅雨入りしたみたいですね。
今年は全国的に早めなのだそう。
梅雨入りが早ければ、梅雨明けも早いということですから...
体調管理して乗り切りましょう。
さて、今日は骨盤にフォーカスです。
いや、今日と言わず常にフォーカスしていたい所。
骨盤はひとつの骨ではなく、3つの骨からできています。
真ん中にある逆三角形の骨が仙骨。
その下に付いているのが尾骨。
そして、寛骨。
寛骨はひとつの骨になっていますが、図のように場所によって腸骨、恥骨、座骨と呼び名が違う。
これが、身体の真ん中にあるわけです。
ここを中心(始点)に上体は上に向かって、脚は下に向かって付いています。
骨盤にももちろん関節があります。
仙骨と腸骨の間の仙腸関節と呼ばれている場所。
ただ、この関節は股関節や肩関節の様に大きく動くわけではありません。
不動結合とも呼ばれていますし...
そんなに大きく動いたら歩けないですからね。
靭帯でしっかりサポートされている。
でも、わずかではありますが動くはず。
だから、そう。
この仙腸関節も適切なスペースが大切なんです。
「腰が痛い」っておっしゃる方に、「どの辺りですか?」と尋ねると正に仙腸関節を指していることが多いんです。
やはり、他の関節と同じように十分な空間が無くなっていることによる痛みだと思われます。
仙腸関節のワークはこちら。
とても狭い空間なので、ブラックボールで詳細にワークします。
仙骨から尾骨を通って座骨まで。
ほんの短い距離のワークですが...
まぁ、不思議!
驚くほど脚が長くなっています。
何故かといえば、
仙腸関節のスペースが狭くなったことで、寛骨が内側に入ってくる。
寛骨にはまっている脚の骨(大腿骨)も当然、内側に入ってしまう。
脚が内側に入ってしまうことで伸びることができなくなる。
脚の骨は外側にあるのが正しい位置ですから。
元の位置に戻してやれば、脚は本来の長さを取り戻すんです。
...などと、教科書通りの解説をしてみましたが。。。
でもね、
ヤムナのプラクティショナーやっててこんな事、言うのなんなんですが...
仙腸関節のスペースなんて、もうもうほんの数ミリのレベルですよ。
それなのに、何なのこの効果⁉
訳が分からないんですよ。
しかも、セルフでできるのよ!
ウソだと思うでしょ?
私だって説明だけ聞いて、実際にやってなければ信じないですよ。
人一倍、猜疑心が強いんだから。
「へ~、はいはい」で、スルーしますよ。
でも、信じて!
ホントだから。
また、話が反れました。
そして、骨盤のもう一つの関節...恥骨結合。
恥骨と恥骨の真ん中です。
ここは、靭帯と軟骨によって結合されています。
もちろんわずかながら可動域があります。
では、ここはこの様に。
恥骨の真ん中から、右に左にボールを転がすだけ。
これが、意外と刺激的らしいです。
因みに、
私はこの骨盤のワーク、刺激も痛みも感じない。
じゃぁ、何も問題が無かったのかと言えば、
そんなはず、ないない。
この2つの骨盤のワークやり始めて、身体の反応が劇的に良くなったもの。
脚のワークも上体のワークも以前よりも効果が大きいんです。
何てったって、身体の中心ですからね。
忙しい時は、気になるところだけワークしても、もちろんいいんですよ。
でも、ちょっと時間があったら是非、骨盤のワークを!
滞っていたエネルギーも循環し始めるので、疲れにくくなります。
今日も笑顔で過ごしましょう。