こんにちは、Awakeの猶原真由美です。

 

今年の夏のチャレンジ。

数々の植物を枯らしまくってきた私。

どうなるか?

みどりの指、欲しいです。

 

 

さて、今日は呼吸について。

呼吸は、

普段、さして意識などしなくてもできる...

わけですが。

 

私たちの身体には随意筋と不随意筋があります。

不随意筋とは自分の意志で動かすことのできない筋肉。

例えば心臓とか胃の筋肉ですね。

これらは、自律神経がコントロールしているので意志の及ばざるもの。

そして、随意筋は、自分で意識して動かせる筋肉。

腹筋とか腕の筋肉とか身体を動かすための筋肉です。

保健体育の時間に習いましたよね。

 

では、呼吸はどうなの?

呼吸は、説明するまでもなく肺で行っています。

ただ、肺には筋肉が無いのでそれ自体では動くことができません。

呼吸をする時、肺自体が膨らんだり萎んだりしていると思っていた人...いない?

 

肺を膨らませるために使う筋肉は、横隔膜と肋間筋です。

横隔膜は、その名称から「膜」なのかと思われがちですが...筋肉なの。

この2つの筋肉は、肺が収まっている胸郭(肋骨で囲まれた所)を大きくしてくれるんです。

横隔膜は上下に

肋間筋は前後に

大きくします。

胸郭が大きくなるから、肺が膨らみ、、息が吸える...という仕組み。

息を吐くときはこの逆。

 

そして、この横隔膜と肋間筋、

随意筋です。

だから自分の意志で動かせるはずなんですが...

どう?

動かせる?

いや、そもそもどこ?

横隔膜です。

そして、肋間筋は肋骨と肋骨の間に付いています。

はい!

じゃぁ、動かしてみて!

...動かないんですよ。

深層部に付いている随意筋(インナーマッスル)は、動かそうと思ってもなかなか動かせません。

動かさない筋肉は?

そうです。

萎縮します。

だから、呼吸しずらくなる。

 

呼吸は自律神経にも大きく関与しています。

浅い呼吸を続けていると、交感神経が優位になり、いわゆる戦闘モード。

この時、血液は筋肉に集中。

つまり、血行がいいとは決して言えない状態です。

こんな状態が続くと、疲れも倍増。

顔のくすみの要因でもあります。

 

だから、「大きく~深~く呼吸しましょう」っていう訳なんですが...

そもそも、呼吸に関する筋肉である、横隔膜と肋間筋が固くなって縮んでいるため、できない。

がんばって深呼吸しようとしても、肩に力が入るだけだわ。

 

では、まず肋間筋から

一番簡単なワーク。

ボールをこのように身体のサイドに置いて、呼吸しながら腕で優しく圧をかけます。

肋骨と肋骨の間にボールを沈めていくイメージ。

どこでもできるワークです。

 

そして、横隔膜

ここはお腹が固くなっていると動きにくくなる所。

息を吐くとき、無意識にお腹に力を入れている人多いんです。

息を吐くときには、お腹の力は抜く...ですよ。

この感覚を取り戻すためには、背中のワーク

この状態で息を吐けば、お腹は背骨に向かって落ちていくはず。

そして、お腹はどこまでも柔らかい。

触ってみて、固かったら力が入っている証拠。

力を抜く練習しましょう。

 

どちらのワークも一番大切なのは呼吸。

いえいえ、生きるためにも一番大切!

深く呼吸できれば、くすみも解消されます。

レッスン後は、皆さん本当にお顔の色がワントーン明るくなっていらっしゃいます。

お手軽な美容法なんじゃない?

 

今日も笑顔で...