こんにちは、Awakeの猶原真由美です。

 

2年ぶりにお会いした70代のマダム。

「まぁ、あなた、お久しぶりね~」と、あちらからお声をかけてくださる。

えっ?

確かこの方は、私に大変いじわ...いや厳しかったんだけどな?

「お茶のお稽古はまだ続けてらっしゃるの?」などと聞かれる。

あぁ、誰かと間違ってるのね。

その誰かに成りすまして過ごす2時間💦

帰りにはお土産までくださる🎁

今宵は懺悔してから寝ます。

 

さて、

最近、よく指摘されるんです。

「もっと、おなかを引き上げて」って。

そうですか。

落ちてますか。

なんか最近、元気が出ないのはそのせいですか。

でもね、おなかを引き上げるって簡単に言うけど、案外難しいんだよね。

 

骨盤と肋骨の間のスペースが狭くなると、おなかは落ちてくるんです。

 

まず、前面から。

腹直筋です。

恥骨から第5ー7肋軟骨と剣状突起までついている腹筋。

つまり、おなかの前面を縦に走っているわけです。

ここのワークは定番ですよね。

 

次は、サイド。

腹斜筋と腹横筋。

腸骨稜から肋骨の12番目までのスペースが狭くなっていませんか?

ウエストのくびれが無くなってきたら要注意。

サイドも伸びていなければ、おなかは引き上がりません。

レッスンでもリクエストの多いワークです。

 

そして、問題はここ👇

腰方形筋なんです。

後ろについているんですが、腹部の筋肉に分類されています。

背中の筋肉の奥の方に隠れている。

これを意識できないんです!

ここが縮んでくるんです!!

こいつを忘れちゃダメなんです!!!

 

腰椎を挟むようにブラックボールをセットします。

仰向けになり、ボールに沈んでいきましょう。

この時、おなかを膨らませるように息を吸うと、腰が反り腰痛の原因になります。

息を吸う時は、体全体を広げるように意識してみてください。

吐く息はコントロールせず、自然に優しく。

3-5呼吸したら、

両膝を片側に倒します。

この写真では左側に倒れているので、左側のボールが腰椎の横突起を押しています。

3呼吸したら反対側にも倒れていきます。

上体はなるべく天井に向けておく方が効果的です。

 

ボール半分ずつ下がっていきます。

つまり、ボールは上に向かって転がっていりということですよね。

3回程ボールを移動させ、それぞれの位置でワークします。

ボールを起始部から停止部に向かって転がすことで、筋肉は伸びる方向を思い出します。

おなかを引き上げるって360度上がってなきゃ意味ないですもんね。

 

日常生活であまり使わない筋肉ってなおざりにされがちでしょ?

解剖学の本にさえ『腰方形筋はコメントの少ない筋肉です』とか書いてあるし、、、

 

どうでもいい筋肉など、あなたの体にも私の体にも一つもありません!

今年もヤムナのワークで体の隅々までケアしていきますよ💪

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました🎁

 

では、また👋