こんにちは、Awakeの猶原真由美です。
ひそやかに
咲いています。
可憐なふうを装って、こんなところにしぶとく生えている強さ。
とんだ見かけ倒しで、チキンハートな私とは大違いです。
リスペクト。
さて、最近ちょっと気になっていることが...
ヨガもヤムナも基本的に裸足で行うんですが、土踏まずが落ちている方が多いんですよね。
いわゆる、偏平足。
どれどれ...
と私の土踏まずを見てみると、結構アーチが浅い。
ダメなんじゃない?
ここ、キュッっとアーチが深くないとカッコ悪いんじゃない?
もちろん、見た目だけじゃなくて弊害もあります。
偏平足の人って、恐らく足の内側に重心が掛かってしまうのではないのでしょうか?
重心を掛けるべきは、外側ですよ。
踵寄りのそ・と・が・わ。
内側に重心を掛けていると内転筋が縮んでしまいます。
内転筋ワークの時にも書いたんですが、ここが縮むと上体が内側と下に引っ張られて上に伸びなくなってしまうんです。
更に、脚の筋肉は外側に多くついてサポートしてくれているのに、
筋肉の余りついていない内側に重心を掛けると膝関節に余計な負担がかかる。
足首にも負担がかかってしまいます。
脚の形が悪くなるだけじゃなくて、
姿勢が悪くなるだけじゃなくて、
膝や足首に痛みがでてくるかも...
ダメダメ!
それでは、土踏まずのアーチを取り戻すワークやってみましょう。
今回はブラックボールを2個使います。
ふくらはぎと太ももが直角になるように脚を曲げます。
ブラックボールを膝の外側に置きます。
もう一つのボールはくるぶしに置き、足と膝を一直線に。
膝の外側に置いたボールを、踵に向かって少しずつ転がしていきます。
膝下の外側にある骨(腓骨)をたどっていきましょう。
腓骨をボールに当てて圧をかけると、骨がしなってきます。
骨のしなりも大切ですよ。
生きている私たちの骨は柔軟性があるはず。
骨も縮んでいくので、しっかり圧をかけて伸ばしてあげましょう。
ここにあるのは、腓骨筋という筋肉。
腓骨頭(膝のすぐ下の外側)から始まって、足の裏まで付いています。
だから、足の裏にまで関与してくるんですね。
実は私、
以前ヨガをやっていて、腓骨神経が麻痺したことがあるんです。
どのポーズが原因だったのか分からないんですが、立ち上がったらもう麻痺していて、
踵が上がらなくなったんです。
踵、上がらないと歩けないんですよ、当たり前だけど...
慌てて、病院へ行ったら、
「腓骨神経麻痺です。一時的なものだからほっといても大丈夫。その内、治るから」
との診断結果。
腓骨筋が萎縮していたのに強くストレッチしたから、神経を圧迫したのか...
まぁ、麻痺は極端な例だとしても、
腓骨筋、侮れない!
ヤムナのワークは即効性がありますが、一度やったらそれでオッケーではありません。
今日、伸びても明日は縮んでいる。
私たちは日々、自分の癖で動いているから。
身体の変化に頭がついていけない。
頭と身体のせめぎあいです。
身体の声を頭が理解するまで。
なので、スタジオだけじゃなくて、是非おうちでもヤムナワークやってみてくださいね。
今日も笑顔で過ごしましょう。