こんにちは、Awakeの猶原真由美です。
朝晩、冷え込むようになってきましたね。
風邪引きさんもちらほら...
季節の変わり目は、体調が崩れがちです。
規則正しい生活、バランスの取れた食事、適度な運動が大切。
自分に言ってます。
それでは、今日は骨盤についてです。
『骨盤』と言う名称、普通に使ってますが、具体的にはどこなのかしら?
「ここでしょ?」って触っているところは、
ここだったり...
ちょっと下がって、ここだったり...
もちろん、間違ってないですとも。
ただ、そこだけじゃないんです。
はい、骨盤。
思ってたよりも大きいのではないでしょうか?
そして、何か複雑。
(図の中では記されていませんが、赤っぽい色の所は恥骨です)
つまり、「ここが骨盤でしょ」って触ったところは、腸骨であって骨盤のほんの一部にしかすぎないと言うことです。
よく腰骨とか言いますが、そういう名前の骨はありませんので...念のため。
これが、身体の真ん中に存在しているんです。
ですから、骨盤の傾きが姿勢に大きく影響してきます。
骨盤が前傾している、とか後傾しているって聞いたことありませんか?
これがだいたい自然な状態。
骨盤は、やや前傾しているのが標準です。
壁にもたれかかると、お尻と背中がほぼ同時に壁につきます。
腰椎と壁の隙間にやっと手が通るくらい。
背骨のカーブもきれいにS字を描いているはず。
腰に負荷がかからず疲れない姿勢。
いわゆる、良い姿勢ですね。
では、骨盤の前傾とは、
こんな感じ。
反り腰って言われるのはこういう状態。
女性に多いんです。
私は全く反り腰にはならないんで、この態勢が大変辛い...💧
次に後傾してみます。
これはこれで、腰にきます。
わずかな差ですが、毎日不必要な負荷をかけていれば、積もり積もって身体には大きな負担になってしまいます。
ご自分の骨盤の状態をたまには確認しているのもいいかな。
立ったままでは、分かりにくいという方のチェック方法。
仰向けに寝てみましょう。
リラックスできていれば、腰と床の間には大きな隙間はできません。
腰と床に間に大きな隙間ができる方は、骨盤が前傾し過ぎています。
恐らく、仰向けになって寝ることができないのではないでしょうか?
そして、うつ伏せでは、
これもリラックスした状態では、脚の付け根と床の間に隙間はできません。
逆に、お尻が上がった様になるのであれば、同じく骨盤が前傾し過ぎと言うことです。
骨盤は身体の真ん中にあります。
つまり、ここが整っていない限り背骨は整わない。
だから、骨盤のワークは必須!
さて、以上は、いわば結論。
問題に対して答えだけ教えてもらっても、答えを導くプロセスが分からないと応用できないですよね。
正しい骨盤の傾斜度が分かったところで、気を付けたって急には直りません。
私の身体と皆さんの身体は違いますから...
骨盤の傾き方も人それぞれです。
「骨盤の傾き具合なんて分からない」と言う方は、是非スタジオにお越し下さい。
私がチェックさせていただきますので。
ヤムナのワークは、「正解を導くためのプロセスを学ぶこと」だと、思っていただければいいのでは?
でも、難しく考えなくて大丈夫です。
答えは、実は皆さんの身体が知っていますから。
何も考えず、ご自分の身体を信じてボールに身を委ねるのが、一番効果的だったりするんですよね。
今日も笑顔で過ごしましょう。