こんにちは、Awakeの猶原真由美です。

 

残暑とは言えないような暑さの中、

ようやく開花しました。

しかも一輪だけ...なの。

遅咲きなのか???

 

さて、今日は「肩こり」について。

肩こりの悩み、相変わらずとても多いんです。

初めてスタジオにいらっしゃった方のほぼ全員、「肩が辛くて...」とおっしゃいます。

 

でも、そもそも肩ってどこ?

 

①ここかしら?

②それとも、ここ?

③あるいは、ここ?

 

正解は①なんですが、

肩こりを訴える方のほとんどは、②か③を押さえられます。

①の場合は、「痛い」とか「痛めた」と言う表現になる。

では、②や③はどこかと言えば、肩甲骨周辺と言っていいのではないかと...

 

肩甲骨です。

皆さんの肩甲骨にはビスはありませんので...念のため。

この様に肋骨をガードしています。

文字通り甲冑な訳です。

この肩甲骨と身体の前にある鎖骨は繋がっています。

そして肩甲骨の外側にある窪みに腕の骨がはまっている。

この様に...

 

これが肩です。

う~ん、模型だから金具が付いてて分かりにくいです、ごめんなさい。

つまり、肩甲骨が動かなければ腕も動かないって言うことです。

逆を言うなら、腕を動かせば肩甲骨が動くとも...

 

肩甲骨の周辺には、それはそれはたくさんの筋肉が後頭部に向かって付いています。

「肩こりです」って②や③を押さえた方は、正にこの辺りの筋肉が固くなっているんですね。

 

腕、動かしてます?

 

人は腕を使うために二本足で立っているはず。

でも、今は腕を動かさなくても生活できる。

お腹が空いたからといって、槍を持って狩りにいかなくてもいいし、高い木に生っている木の実を取らなくていい。

スーパーに行って、欲しい物を掴むだけ。

肘すら伸ばしてないでしょ?

お掃除する時も、高い所は長い柄のついた物を使うじゃない?

そして、PCにスマホの長時間使用。

肩こりじゃない人、いるの?

どこ?

いたら、手を上げて!

 

と言うことで、肩甲骨のワークです。

オフィスでも、家事の途中でも、簡単にできます。

壁にもたれかかって、背中の真ん中から外に向かってボールを転がすだけ。

これだけ。

ホントに。

揉まなくって、いいの。

叩かなくって、いいの。

むしろ、止めて。

肩こりが悪化するから...

筋肉は強い刺激を与えると、固くなるの。

 

「肩の荷が下りた」って言う表現がありますが、正にそんな感じになります。

 

そして、肩が痛い時(①の場合)のストレッチには気を付けてくださいね。

腕を伸ばすストレッチをする時はこの角度で、

肩甲棘と上腕骨が一直線になるように、腕を伸ばせば肩関節が安定します。

ゼロポジションと言います。

 

これは、実は真っすぐ腕を伸ばしていないんです。

肩が痛い人には、これは辛いはず。

 

骨が一直線になった時、身体は安全に効果的に伸びていきます。

ヤムナのワークは全て『骨を真っすぐに整えてから』が原則。

でも、なかなかご自分では分からないですよね?

そのお手伝いをするのが、私たちプラクティショナーの役目です。

 

 

そう言えば、

スタジオの鏡、ちょっと曇ってきてるんですよね。

肩もスッキリして、腕も伸ばしやすいので磨いておきます。

 

今日も笑顔で過ごしましょう。